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不妊治療 胚移植 最前線

 今まであんまり語られていませんでしたが、こつこつと病院に通って不妊治療を続けていました。

6月10日に採卵してから約2か月半、ピルを飲んで卵胞を空っぽにして、薬と黄体ホルモンの注射で、子宮の内膜を厚くして、卵をお迎えする準備をしてきました。

 

 その間に、病院では採卵した卵子精子を受精させ、胚盤胞という形になるまで面倒を見ていただきました。

取れた卵子は12個ぐらいありましたが、受精、分割、胚盤胞になるまでに淘汰されていってしまい、染色体異常で大きくならないだろうといわれている胚もあり、いつの間にやら残ったのは二つだけ。その中でも一番きれいな胚を今回入れることになりました。

 

 今日は採血を終えると、診察をしてOKが出ると、手術室の階へ移動。

採血後にトイレに行った後は、水筒の水を飲んで、お小水をためます。

着替えて、今後の気を付けるべきことを説明してもらって待つこと30分(寝そうになった)。お小水が溜まっていないとエコーが痛いので、水分をたくさん取るのですが(練習をしたときにとっても痛かった)、水筒の水では心配で、看護婦さんにお水を頂き、手術台に上がりました。

 

寝た格好で待つこと10分。先生の前で名前と生年月日を繰り返し、あっちこっちで私の名前が呼ばれ(間違って他人の入れないように)、始まりました。

画面のなかで、プレパラートの上に一個の小さい○が映し出されました。

「いいかんじですよー」

先生が言います。

アップにするとしっかり分割しています。

ひいてみると、めちゃめちゃちっちゃい!!これが赤ちゃんになるのかしら~!!ドキドキ。

 

それをホースのような管でピュッと吸い取り、エコーで見ながら、中に入れていきました。

ちゃんと出たか、管を最終確認。

終了です。

 

着床しやすくするため、その後も毎日自己注射をおしりに打たなければいけないのですが、今日は肩にしてもらいました。

これが痛いのなんの。

終わってからもずーっと痛い。ぐいっと伸ばすと痛い……。

 

これも、医療が発達しているからこそ、ここまでできるというもの。

ありがたいと思って、受けなければいけませんね。

でも医療の手助けはあっても、ここからは(これまでも実は)自分と胚の生命力次第。自然に任せて、大切に育てていくしかありません。

 

明日からも、これから4週間自己注射が続きますが、がんばります!