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理念て大事

昨日、NPOに関わっている友人と話していました。

最近何かと話題の子ども食堂。貧困家庭の個食を救おうと、すごい勢いで広がっています。でも、広がりすぎて、理念が置いてきぼりになっているところも少なくないのだとか。始めた人は多分「食事を安く子どもに提供する」ことは手段でしかなくて、学校や家庭以外の居場所、安心できる場や大人や仲間との出会いの場として考え出されたのではないかなと思います。

理念て、とっても大事。そこがぶれなければ、手段は違ってもいいんですよね。

 

前の園でも、子ども園の話が出ていましたが、理念のすり合わせが大変でした。

その園では、「子どものための施設」という理念が徹底的に大切にされていたからです。

お迎えの時間から、食事の在り方について、全てにおいて「子ども」目線で何が良いのか、ということが問われていました。

ズボン履きたくなーい!という子に対して「履きなさい」ということはその子のためなのか、大人の効率のためなのか。それによって声のかけ方が全く変わってくる。そこを問えるというのは理念に「こども」があるからだなと思いました。