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保育士の仕事(あさへん)

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

ゴールデンウィーク、以下がお過ごしですか?
主婦にゴールデンウィークはないと言いつつも、旦那さんと充実計画をたて、山に登ったり親戚の子達と遊んだりした前半、旦那さんが熱をだし、TSUTAYAで借りてきた漫画漬けだった後半……充実してたのか何なのか、でした。(まだ終わってないけど)

さてさて、保育士の仕事、朝編です。
おはようございます!とこどもたちを受け入れるとき、保育士は何を考えているのか。
じつはいろーんなことを考えています。

今日の給食何かなーとか昨日の晩御飯おいしかったなーとか……
じゃなくて!

朝一のこどもの顔色、体調、眠そうか、疲れてないか、ケガがあればチェック。本当に具合が悪そうだったらその場でお熱計ってもらったり(小さいうちは毎日おうちで朝の検温をしてきてもらっていますが)、保育が始まってからのこどもたちの体調の変化に気づきやすいためです。
また、保育中のケガは擦り傷でも保護者のか方に報告するので、おうちでのケガを、保護者の方と共有しておくと、無用なトラブル回避にもつながります。

「変わりないですか?」
保護者の方にきき、その他(「ウンチ出てないんです」とか「朝ものすごく早く起きちゃって…」とか「今日のお迎えおばあちゃんです。」とか)見た目ではわからない部分を、把握します。

✳ちなみに、朝当番(早番)の子保護者は担任と直接話せないですが、朝のミーティングなどで、申し送りしています。

また、意外と見ているのが保護者の方の表情。
いつも笑顔なのに今日はお疲れ気味…とか、ピリピリしてる…何かあったかな?とか、育児に悩んでないかなとか、みて、声をかけているのです。お家がピリピリしてるとこどもたちはもろに影響を受けちゃうことがどうしても出てくるので、そこは切っては考えられないんですねー。。


そして4月の朝の通過儀礼といえば
「ママ~!」となく子を抱っこで、一緒にいってらっしゃいする…。ママやパパにも辛い時ですが、ここはスパッと別れないと子どもがかわいそうなので、覚悟を決めます。保育者が、心を一瞬鬼にできるのは、そのあとこどもたちは気持ちを切り替えて遊ぶことができることを知ってるから。
人によってはママと別れて、ものの5分でもう笑ってお友達と遊びだしてる子も。。

逆にママの方がその姿を見ていないので、ずっと胸が痛んでいるのではないかなと思います……。
見せてあげたいこの姿。ちゃんとこども達は気持ちを立て直しています。大好きな保護者の方が、また、お迎えに来てくれることを知ってるから。保育園モードに切り替えて、楽しもうとしています。

因みに、ばいばいをあっさりする切り替え上手なお子さんの保護者のかたはその方で、寂しいそうです。。どちらも悩む母心、父心……。

そんなこんなでこども達がみんな揃うと、いよいよ活動開始です!




おまけ、
2歳クラスから入ってきた三つ子の子達の4月は、すさまじかった思い出が……。
一人が涙になるとみんな涙で、ママを追ってしがみついて……。保育者が一人抱っこするも一人がママの元へ。気持ちがおさまった抱っこの子が遊びはじめるが、もう一人がいくと、再びくっついて涙……。
保育者三人総出で他の子も見つつ、朝のうけいれをしました。

三つ子ちゃんパワー恐るべし!