保育園の生活と保育士の仕事(トイレットトレーニング編)
熊本での地震に昨日はびっくりして、TVにくぎ付けになってしまいました。避難している子どもたち、どんなにか怖かっただろうなぁと思います。私も、助けに行くことはかないませんが、募金などなにか出来ることがあればいいなと思います。
保育の話に戻り、
私が勤めていた園の子どもたちの流れはまぁこんな感じ↓
個々に保護者の方と登園 → 自由あそび → 午前おやつ(乳児) → 遊び、お散歩 → お昼ご飯 → お昼寝 → おやつ → 自由遊び → 降園
0、1歳児さんは、月齢、個人差が大きいので、お昼寝が二回だったり、ミルクだったり離乳食だったり、また変わってきます。
1歳児の担任になると、矢印のところに必ずと言っていいほどトイレまたはおむつ替え、が付きます。
これが結構な大仕事。
「でない!」と拒否する子、おむつを取ったら解放感に浸って履きたくない子、トイレットトレーニング始めたばっかりで、出ちゃう子など様々。
おもらしは、保育士にとっては当り前。おしっこでちゃった時用の『ピューラックス薄めた液入りバケツ、専用雑巾、子どもたちのおしりふき』というトイレ三種の神器
を片手にはいはーいと行ってその場で拭いてあげます。
ここで、心掛けていたのが、絶対に「もー!また漏らしちゃって!」などと怒らないこと。ほかの子が来ても、そういうときもあるよね、というスタンスでいること。
次につなげる言葉をかけるけど、次漏らしてもほら言ったじゃないって言わないこと。
プレッシャーになって、無理に我慢しちゃったり、パンツが嫌になったら逆効果なので。
みんなそうやって大きくなっていくのです。
だから大丈夫。
二歳児後半になり、当たり前のように「ちょっとおしっこしてくる」といって自分で行き、お尻も拭いて、流して帰ってくると、その姿に感動……。
学童の担任になった時は、「行っといた方がいい」という声掛けすらしなくていいことに、すごいなぁと思ったものです。
ちなみに、食事前に「出ない」と言い張るパンツっ子一歳児さんにしつこく、お食事の時に出ちゃうから今行っといた方がいいと言っていた時のこと。
ある二歳児の女の子に
「せんせっ、子どもは行きたいときには行くから、大丈夫!」
と言われてしまいました。
たしかに!
それ以降、反省して「じゃあしたくなったら言ってね」ということにしました。
おまけ
お食事中だったら読むのはやめてください。
う○ちは、保育士にとっては健康のバロメーター。ゆるいときは、感染症の疑いがあったり、給食も変更することがあるので、便の状態は職員で共通理解します。「○○ちゃん、○色の軟便です。」など。
また、便秘気味で何日も出ていない子が、出たりすると、「○○ちゃん、いいう○ち出ましたー!!!」と叫んだり。担任みんなで「よかったねー!」と便を喜び合う図……。オフィスレディや女優さんは口にしないような言葉ですがこれが日常…これ絶対ドラマ化できないわー。。