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保育士の仕事(食事、おやつ編1)

以前、事務職の未婚男性から、「保育園って、おやつ食べてるんですね!」って言われて、衝撃を受けた私です。

はい。
ほとんどの保育園で食べてるとおもいます。
なんなら午前おやつも食べてます。

大人のおやつというと、「エヘヘ、自分へのこ褒美♪」的なイメージ(ちょっと罪悪感)がありますが、小さな子どもにとっては重要な補助食です。
説明として一番わかりやすいなぁと思ったのが、すくすく子育てでの説明でした。

乳児のときは、3時間おきに母乳またはミルクを飲んでいる、それが、だんだん生活リズムが整ってきて、また、離乳食に移行していく。なので、食事に切り替わっても、3時間くらいおきの間のミルクがおやつに変わったイメージなのです。ただし、三食がしっかり食べられていれば、後の二食はあくまで補助。
なので、おやつ=お菓子ではない。

ということなのです。
栄養士さんは、おやつの栄養もトータルで考えて、お食事を出してくださっています。
パンや、おにぎり、果物、おやき、ピザ、時にはパスタ……ありがたいかぎり。
前の前の園では歯を強くするということで、いりこか昆布がでていました。
10時のおやつは、果物やお煎餅、クッキーがでていました。私のいっていた園では、これは乳児クラスだけでした。

午後のおやつはお昼寝あけ3時~半くらいの間に。

保育士はこどもたちとお手々洗ってエプロンつけて、おやつを持ってきて、配ってる間に(する園は)ひと歌い、「いただきます」をするだけですが、その中でもいろいろ事件は起きる。こぼしたり、おもらしだったり、けんかだったり……。専業主婦だったら、その、食事もこどもたちのことも、みんな一人でやらなければならない、そう思うと、ママはすごい!!と尊敬します。

また、保育士の食事の注意点でだいじなのが、アレルギー対策!
これはもう、ぴりぴりです。
あの子は卵がだめ、あの子は卵と牛乳、あの子は牛乳と大豆とさば、キウイ…。
正直、私、あげそうになった未遂事件がありました。
おかわりで……いま思うとほんとに怖いですね。。

お盆を変える、机を離す、担当がつく。いろいろな工夫がされています。もちろん保護者の方と、綿密な打ち合わせ。園によっては保護者のかたがその子の分のお弁当を持ってくる場合もあるようです。

が、前にいた園で、一番すごい!と思ったのが、全員除去!!

例えば乳製品アレルギーのある子がきたら、その園では、乳製品を出さないのです!
保育士がぴりぴりすることも、アレルギーのある子が肩身の狭い思いをすることも、ないのです。
乳、小麦、大豆などは、一般の家庭でよく出る食材。なので、アレルギーがない子ども達のは、家庭で経験できると考えていました。
そのかわり、米粉の麺を使ってのうどんになったり、かえって、食の幅を広げるきっかけにもなっていました。
保育士としても、気持ちがとても楽~。こどもたちが自分で行うおかわりも、安心して任せられました。

え?2歳児でも自分でおかわりをよそうのって?
上手によそえます。

給食などのお食事風景、これは園によって様々。方針も様々。好き嫌いの話も……。
ながーくなるので、また、次の機会にお話します。